2025.10.7

「市長と話そう」鳥羽商工会議所女性部研修事業

事業活動 女性部

鳥羽商工会議所女性部研修事業「市長と話そう」を開催

令和7年9月26日(金)、鳥羽商工会議所女性部は研修事業として「市長と話そう」を開催しました。
会場には18名の会員が参加し、小竹鳥羽市長から市政の現状や今後のまちづくりについて直接お話を伺いました。

冒頭のあいさつで世古会長は、「地域を支える女性の視点から、鳥羽の未来を一緒に考える機会にしたい」と語りました。
市長は就任から5か月、「走り続けてきた日々」と切り出しながら、これまでの取組や思いを率直にお話しくださいました。

駅前再開発と未来のまちづくり

鳥羽駅前の再開発については、ペディストリアンデッキや電柱の地中化、ヨットハーバー整備など、「海のまち鳥羽」にふさわしい景観づくりを目指していることが紹介されました。
長年空き家となっているパールビルをはじめとする私有地の課題にも触れ、市や民間が連携して一体的なまちづくりを進めていきたいとのこと。
2033年の式年遷宮の年までに形にしたいという強い決意も語られました。

子育て世代にやさしいまちへ

また、市長自身が子育て世代の親・祖父としての立場から、給食無償化や入学祝い金、医療費無償化など、具体的な子育て支援策を説明。
「子どもが生まれ、育つまちであり続けるために」と、教育・移住・関係人口の拡大にも意欲を見せられました。

防災・空き家対策・組織改革も推進

防災では「津波に備えた垂直避難場所の整備や、複合施設としての活用も検討したい」との考えを共有。
また、市職員の意識改革にも力を入れており、「できない理由ではなく、どうすればできるかを考える組織にしたい」と語る姿勢に、参加者一同が深く共感しました。

率直な質疑応答と活発な意見交換

後半は、会員から日和山の整備や観光分散策、子どもの遊び場、防災施設、離島医療など多岐にわたる質問が寄せられました。
市長は一つひとつ丁寧に回答し、地域の課題に対する現状と今後の方向性を共有してくださいました。

最後に小柳副会長から「変革のエネルギーを感じた。女性部も一緒に鳥羽の未来づくりに関わっていきたい」と謝辞があり、会は和やかな雰囲気のうちに閉会しました。

地域の未来を語り合う貴重なひとときとなりました。
今後も女性部では、まちづくりや人づくりにつながる研修を続けていきます。

詳細な議事録をご覧になりたい女性部会員様は、事務局までお問い合わせください。

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