鳥羽図鑑

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青峯山正福寺【あおみねざん しょうふくじ】

松尾町

標高336mの青峯山(あおのみねさん)山頂にあり、広大な寺域を誇る。海からの見通しが良く、航行の目印とされてきた。地元の人たちは「青の峰さん(あおのみねさん」と親しみを込めて呼ぶ。
 本尊は「鯨にのった観音様」の伝説に登場する黄金の十一面観音菩薩で、海上守護の霊峰として、全国から信者が訪れる。海女の信仰も厚く、地域によっては、海女が漁の始まる前に必ずお参りをしたり、お守りを首からかけたりする風習がある。
 旧暦の1月18日には海上安全を願う御船祭が開かれ、境内には各地から奉納された大小の大漁旗が色とりどりにはためき、多くの人で賑わう。
 文政13(1830)年落成と伝えられる山門は、見事な彫刻が彫られており、鳥羽市の指定文化財になっている。
 彫刻の中に伊勢エビがある、さがしてみては。