鳥羽図鑑

mikazuki_01

御潜神事【みかづきしんじ】

国崎海岸

2000年もの昔から、神宮の神饌として鮑を納め続けている地、国崎(くざき)。その国崎にある浜で執り行われる、神宮へ奉納する鮑を海女たちが採る神事を御潜神事という。
 元来、神事は旧暦の6月1日に行われていたが、明治4年(1871)に廃止になった。
 正式な神事は途絶えたものの、近くを通る有料道路の無料化に伴い、平成15年(2003)に実に132年ぶりに復活し、その後も記念事業などで断続的に再現されている。
 近年では、神宮の式年遷宮があった2013年に、海女文化の世界遺産登録を応援しようと、神事が再現され、真っ白な磯着に身を包んだおよそ100人の海女たちが海に潜って鮑を採った。
 「みかづき」の名は、神事で海女たちが3回潜ることに由来するとも伝えられている。
 サミット記念で2016年5月14日にもおこなわれる。