鳥羽図鑑

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伊射波神社【いざわじんじゃ】

安楽島町

安楽島、加布良古(かぶらこ)岬のほぼ中央に位置する志摩国の一ノ宮で、祭神は天照大御神に使えたとされる稚日女尊 (わかひめのみこと)、倭姫命が神宮の御贄を奉る地を探して志摩国を訪れた際に出迎えたとされる伊佐波登美命 (いざわとみのみこと)天日別命(あめのひわけのみこと)の子とされる玉柱屋姫命 (たまはしらやひめのみこと)、水の神様、狭依姫命 (さよりひめのみこと)。
 鳥羽三女神の一社で、縁結びの神様として知られ、地元では「加布良古さん」と親しみを込めて呼ばれている。
 昭和初期までは浜まで船で来て参拝していたといい、海に向かって立つ鳥居はその名残。今でも、沖を通る船の上から、豊漁や海上安全を願い、鳥居に向かって手を合わせる漁師も多い。
 『延喜式神名帳』にこの神社のことが記されており、創建から1500年ほど経っていると伝えられる。社から更に岬の先には、領有神(うしはくがみ)が祭られており、初日の出を拝もうと訪れる人もある。
 バス停や駐車場から、30分ほど山道を歩いたところに海に向かって立つ鳥居があり、その先は更に急な石畳の参道が続く。スニーカーなど、歩きやすい靴で訪れることをおすすめする。