今、改めて見直されている「地産地消」というエコな食生活が、答志島では当たり前に生きている。 島の人々は千年以上も前から自分たちの力で魚を獲り、自分たちで食べてきた。「海の命を、人の命に変えるんや」というのは、島の漁師の至言。毎日の漁で命を繋ぐことができるから、これまで人々は観光など他の事業にあまり目を向けることはなかった。
 しかし近年、島は少しずつ変わりつつある。島民の高齢化、若者の都市部への流出と漁業の後継者不足、時代の流れには逆らえなかった。そんな様子を見てきた、街おこしのプロデューサーでもある鳥羽商工会議所専務理事の清水清嗣さんは「漁業と観光の両立を果たし、もっと島の資源を発信して盛り上げていきたい」と数年前から構想を練り、島に光明を見出すひとつの話をもちかけた。
 地元の人々と商工会議所が一体となって地域資源を全国に発信する「地域資源∞全国展開プロジェクト」への参加の呼びかけだ。 答志島の地域資源といえば、自慢の海産物をおいて他はない。清水さんの声かけで集まった島の有志たちは3つのチームに分かれ、それぞれ答志で獲れる魚を活かしたご当地グルメを生み出した。その名もユニークな「あなたにお届けし鯛」、「あぶり旬」など、どれも味わい豊かで、ひとつ食べると次も…と手が伸びてしまうものばかり。若い世代やおかあさんたちが試作を繰り返し、ついに完成したご馳走だ。
 各チームが試行錯誤を繰り返し、自信をもって届ける答志島の新名物が、今ここに完成した。

Copyrightc 2002 TOBA CCI All rights reserved
〒517-0022三重県鳥羽市大明東町1−7
Tel:0599-25-2751 Fax:0599-26-4988
お問合せはこちらへ

Miyake_kobo.