☆2005年度グッドデザイン賞受賞☆ 

               
鳥羽湾に浮かぶ離島を眺めながら、散歩してみてください。

カモメの散歩道


鳥羽の玄関口に新しい癒しの遊歩道が完成しました。

この遊歩道は「それ自体で鳥羽らしさを表現するのではなく、そこを訪れたことによって鳥羽らしい景色を見ることができる、体験できる」という考えのもと、周りの景色を際だたせるシンプルなものに仕上がりました。

遊歩道を作るきっかけになったのは、高潮護岸工事によって海と寸断された駅前に地域住民が「とばベクトル会議」を立ち上げ、自分達の町をどうしたいか、直接公共工事に参画し、検討を重ね、完成に至りました。


      【カモメの遊歩道の特徴】

 ↓ 遊歩道に対して、ベンチをななめに配置することで、ベンチ前にちょっとしたプライベートな雰囲気を持たせます。ベンチは風景の広がりのある北東方向を向いています。また、ベンチの一部を折りたたむことができ、車椅子利用者と並んで座ることができます。
 ↑ 転落防止柵を横浅にすることで、海への見通しを確保でき、色は明度の低いものにすることで、海がきれいに見えます。

 ↓ 階段とスロープの壁をなくすことで、空間的一体感を作り出し、スロープ幅を200cmとすることで、車椅子同士のすれ違いに対応しています。
 ↑ 海に張り出した空間は、部分的に路盤を高くした縁側的な空間を設けました。


 ↓ ゆるやかな形状の丘による、歩道と遊歩道の空間的一体感の創出、海への視線の誘導の効果を期待しています。
 ↓ 低い位置からの照明は、照らされる範囲が小さいので、明暗の領域がリズミカルに連続し、魅力的な歩行空間を演出します。
 その他、様々な工夫が設けられ、快適に過ごせる空間を作り出しています。
    
オープニングイベントでは、公募した愛称の発表のほか、海鮮汁やおにぎりのふるまいがされ、たくさんの方々がみえました。
 ↓ 『カモメの散歩道』という愛称を応募していただいた市内大明東町在住 橋本さやかさん(16歳)