相差かまどの海女小屋体験

本物の海女文化にふれる


三重県の鳥羽市町域は全国的に現役の海女が一番多い地域で、そのなかでも相差地区は、最も多くの海女が暮らしています。かまど(海女小屋)は、海女さんが海女漁を行うときに休憩したり、火を焚いて、潜水作業で冷えた体を温めたりするところです。かまどの中では、かまど仲間がたき火を囲み、お餅や海で採った新鮮な貝を焼き、おやつなどを食べたりしながら、その日の漁のこと、夫、子供、友達のことなどを気兼ねなく話したりして、楽しいひとときを過ごしています。海女小屋「相差かまど」では、そんな海女さんたちがおいしい魚介類を食べたり、団らんしたりする楽しいひとときを現役の海女さんたちといっしょに体験することができます。海女さんが炭焼きで丁寧に焼いてくれる新鮮な海の幸を食べながら、海女漁のこと(何が採れるの?、どんな時期に潜るの?、白い磯着をきるの?、海女の最高齢は?、ドーマン・セーマンって?)などをたずねてみてください。
ドーマン・セーマン
魔除け、魔おどし、龍宮にひきこまれるのを防ぐためのおまじないとされている。なお、海女達が恐れる魔の代表的なものとしてはトモカヅキ、山椒ビラシ(身体をチクチクとさす生物とされる)、尻コボシ(肛門から生き肝を引き抜く魔性といわれる)、ボーシン(船幽霊)、引モーレン(海の亡者霊)、龍宮からのおむかえ、などがある。磯手拭や襦袢などに、星形の印(セーマン)と格子状の印(ドーマン)を貝紫で描くまたは黒糸で記し、海での安全を祈願する。磯ノミ、磯ジャツ(上着)、磯メガネなど、海女の用具全般に記され、また、漁夫の褌にも記されることもある。星形は一筆書きで元の位置に戻り始めも終わりもないことから魔物の入り込む余地がなく、格子は多くの目で魔物を見張るといわれる。海女達の口伝に寄れば星形は一筆書きで元の場所に戻ることから『無事に戻ってこれるように』との祈りを込めたともいわれている。
もっと海女を知りたい・・・
相差の歴史文化を紹介
日本唯一の海をテーマにした博物館
ミキモト真珠島は、1893年、御木本幸吉が
世界で初めて真珠の養殖に成功したゆかりの島
海女の実演が見られます